〔鼓動律〕
ヒロインに憧れたことも羨んだことも、それについて考えたことすらなかった。 彼女の御株を奪うようで悪いが、多分、どちらにしても、同じだからだ。 喜劇だろうと、悲劇だろうと、始まり終わり活き続く。
何ていうか、 『貴方の事は好きだけど、今は××に集中したいから付き合えない』 ってのは、どうにも正当性のある理由としての市民権を得ていないよねー。 まぁ、此処まで来て御預けかいって思う気持ちは解るけど、何だかなー。 これが理解出来ないってのは、君、 本当に熱中したり集中したりしたことないんじゃなかろうかと勘繰ってしまう。 一概には言えないけど、それらが無いってのは魅力に乏しいってことに繋がるんではなかろうか。 で、言いたいことはシンプルで、要はそう思われたくないならというか実際問題的な話として、 待っててやれよ。今その子キャパオーバーなんだからさ。ってーそゆこと。
駄々捏ねられたって訳が解らない。 短く拙い語彙では無く、解り易い言葉で語れ。